19/02/10 雪の日の練習

トランペットのモエリです。

2月10日は大雪が心配されていましたが、

この日も普通に練習があり、普通にみんな練習の定刻に集まっていました。

なんというストイックさでしょう。

 

さて、気温に反して合奏では、指揮者と奏者の間で非常に熱い音楽の応酬がありました。

 

定期演奏会で演奏する曲に「マードックからの最後の手紙」というのがあります。

この曲はタイタニック号の航海士だったマードックさんをテーマにした曲ですが、指揮者から要望のあった「タイタニック号と氷山とぶつかる直前の緊迫感」を表現するのに試行錯誤しました。

氷山がぶつかる直前ってどんな気持ちなのかな? スピード感やキレのある音を出すにはどう吹けばいいかな?

なんて考えながら演奏していました。

それを見ていた打楽器の団員より「吹いてる顔は緊迫感あった」とのことでした。

うん。まだまだ改善の余地ありです。

 

他の曲でも、フレーズの軽さを出すために悩んだり、音量記号が頻繁に変わる場面で苦労しました。

指揮者が軽くって言ったから軽くする、音量記号が付いてたからそのとおりにするのではなくて、指揮者や作曲者がどうしてそういう指示をしているのか自分でも考えるようにすると、表現力や演奏能力も上がるのかなぁ。

…とか考えているうち、あっという間に合奏は終了していました。

 

来週はリハーサルです。

単純な楽譜の再現ではなく、表現がどれだけできるようになっているのか、心配8割、楽しみ2割というところです。

【Tp:モエリ】